カタバミ(片喰)

カタバミ Oxalis corniculata
カタバミ Oxalis corniculata

カタバミ(片喰)

春から秋にかけて、黄色い1センチ程の小さな花を咲かせます。

出水市では真冬でも暖かい日が数日続けば目にすることがあります。

花びらは5枚で、晴れた日の午前中に開き、夕方には閉じます。

ハート形の小さな葉が3枚集まってクローバーのような形をしています。

夜になると葉を閉じます。

その他

地下には球根や太い根があり、繁殖力が非常に強いです。

種子を弾き飛ばして広がるため、一度生えると駆除が難しい雑草として扱われることもあります。

カタバミは古くから家紋として図案化され片喰紋と呼ばれる五代家紋の一つで平安時代には使われた記録が残っています。後の鎌倉時代には武士に広く用いられ繁殖力の強さから「家が絶えない」象徴とされました。

カタバミの名前の由来は、夜になると葉を閉じる様子が、葉が半分食べられたように見えることから「片喰(かたばみ)」と名付けられたという説があります 。また、カタバミを指す言葉は「かがみぐさ」「すいば」など国内で180種以上あるようです。


学名:Oxalis corniculata

分類:カタバミ科カタバミ属


参考資料など

画像は出水市で撮影。

記事はGeminiで作成された文章を編集したものです。

参考文献

  • 東西社:野草・雑草の辞典 530種
  • 成美堂出版:日本の野草・雑草 低山や野原に咲く471種