
ジシバリ(地縛り)
花
細い茎の先端に直径2~2.5cmほどの黄色いタンポポのような花をつけます。
花は枯れるとタンポポのような綿毛を作ります。

葉
卵型で大きさは1~2cm程、小さな葉で地面を覆うように広がっていきます。

特徴
日当たりの良い藪や空き地で見られる植物です。
細い茎が地面を這うように伸び、節から根や葉を出して広がっていきます。その姿がまるで地面を縛るように見えることから、「ジシバリ」という名前の由来になったともいわれています。
花のついた茎は根元から簡単に千切れやすく、厄介な特徴を持っています。葉を一枚でも取りこぼすと、そこから繁殖を始めるため、管理には注意が必要です。
繁殖力が強く、地面を覆うように広がるため、畑などでは雑草として扱われることもあります。
出水市では、2月下旬ごろから葉を出し、3月頃から花を咲かせます。
別名、イワニガナとも呼ばれています。
学名:Ixeris stolonifera
分類:キク科ニガナ属
参考資料など
画像は出水市で撮影。
記事はGeminiで作成された文章を編集したものです。
参考文献
- 東西社:野草・雑草の辞典 530種
- 成美堂出版:日本の野草・雑草 低山や野原に咲く471種