米ノ津川沿いに設けられたツルをテーマとした博物館。
国道3号線から国道328号線に入り2Kmほど走ると左側に巨大な白いフジツボが見えます。
それが「出水市ツル博物館クレインパークいずみ」です。
博物館周辺は公園として整備されていて常時開放されています。
駐車場は仕事中の休憩や、ドライブの途中の休憩場所として昼夜問わず利用されています。
米ノ津川沿いの堤防は多くの人がジョギングや散歩に利用している人気の土手です。
国道から水田の中を500メートルほど進むと公園の駐車場に入ります。
公園内の施設
駐車場
広々とした駐車場は200台ほどが駐車できます。
敷地は南側から駐車場エリア、遊具施設と花壇のエリア、資料館、広場、林と続いています。
花壇
駐車場から博物館との間はバリアフリー化されたウッドデッキが通路として整備されていて、ウッドデッキの周囲を花壇が囲んでいます。
花壇の西側には子供向け遊具やツリーハウスが設置されています。
入口の小屋では、休日は軽食も販売されているようです。(期間限定)
博物館
公園の中央の博物館はツルをメインに自然環境をテーマとした展示がなされています。
1階と屋上展望台は無料で利用ができます。
1階は休憩できる場所があり子供向けの絵本コーナーが設置されています。
屋上展望台からは周囲全方向が見渡せます。
一階での飲食の販売やイベントなどは事前にホームページで告知されます。
公式ホームページ:https://www.city.kagoshima-izumi.lg.jp/cranepark/
博物館の北側は広場があり、その先は池と林があります。
広場
広場には芝生広場と名前が付いています。
一年を通して緑で覆われた敷地は、起伏で周囲から隠れるようになっているため独特な開放感があります。
敷地の端のログハウスはトイレと池の観察用テラスになっています。
池
池は野鳥の池と名前が付いていますが鳥を見かけることは殆どありません。
人との距離が近すぎるようです。
むしろ、ビオトープといった感じです。
林
野鳥の森、森の中に入ると鳥の鳴き声が聞こえてきます。
小鳥よりカラスの声が目立ちます。
森の中はよく手入れされていて安心して散策することができます。
周囲の遊歩道や田んぼの砂利道との境には柵などが無いためチョットした休憩場所には良いかもしれません。
公園の周辺
この場所は出水平野の西側を流れる米ノ津川に隣接する低地になります。
敷地は米ノ津川の堤防を拡張する様に作られています。
出水平野の台地部と近い標高の展望台からは南側の市街地の先に出水山地が見えます。よく見ると山地と丘陵地の境目である出水断層帯が分かります。
周囲より一段高い堤防の上からは米ノ津川が作っ東側の河岸段丘沿いに肥薩オレンジ鉄道と西側の河岸段丘沿いの国道328号線を見ることができます。
堤防は河口から平良川との合流部分まで3Kmほどの距離があります。
一度、歩いてみてはいかがでしょうか。